古本売買で損益計算
本を買取して、その古本が全て売れるなんて事があれば、古本屋の店主たちは今みたいな貧しい生活をすることはなく、買取した本の3割が売れれば良いほうだと考えてください。
例えば、100円で売られている古本を1000冊購入するだけでも10万円の資金が必要ですし、その買取した本の売価を500円として、1割売れたとしても売上は5万円ですし、2割売れたとしても10万円なのです。
ここで「楽勝だ!」と思った人は考えが浅はか過ぎで、売上が10万円だったとしても、最初にかかった仕入れの費用で10万円費やしているわけですから、利益はゼロです。
そして、ネットで古本を販売するということは、ネットを使用するための通信費が掛かりますし、発送するための梱包費用、切手代など、様々な経費が必要になってきます。
しっかりと損益計算をするようにし、売上から仕入原価を引いて、そこから更に経費を差し引いたら、いくら残るでしょうか。
お金が残れば、それ収入は全て貴方の給料になりますし、残らなければ赤字になりますが、残ったお金があれば、今度は新たな古本を買取して仕入れをしなくてはなりませんので、自分の趣味などに自由に使用できるお金なんてものは、微々たるものです。
そして、そこには買取の難しさがあり、買った本がどれだけ売れるのかを見極める力が求められますが、5年から6年ぐらい前に発刊されたような古本であれば定価以上の金額になる事は、ほとんどありませんし、古書を扱って珍本や稀少性のある本と出会うことが重要で、新しい本の尻ばかりを追い求めていては、たかが知れているというものです。
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本の買取とセドリ
セドリの人口が増えた事で、セドリだけで生活していくのは限界が見えており、これから古本に関連する仕事を続けていきたいのであれば、セドリではなくて、自宅でも構わないので、住所や電話番号を電話帳に載せ、古本屋として看板を掲げて堂々とやりましょう。
古本屋の店売だけではなく、今ではネット通販までも頭打ちになっており、本の買取や古本書店のサイトが多くなりすぎて、お客さんが散りばめられて薄くなったように感じます。
それに付け加えて、一般の人達がオークションやセドリで仕入れた本をアマゾンなどで古本販売をしているので、これからますます古本屋は苦しい状況に立たされます。
従来から、通信販売は店売よりも多少なりとも安くして売りに出すべきだという、暗黙の鉄則みたいのがありまして、無店舗で販売をしている分、費用がかかっていないので、安くしなければならないのですが、店舗で売っている古本の価格よりも高く売りに出されている事がありますので、自分のホームページと自店の本の価格を比べてみて下さい。
打ち間違いもあるかもしれませんし、それではお客さんが離れていって信頼を失います。
インターネットで通信販売をする上で、信頼感が欠落してしまうことは、非常に危険な事でして、そのまま店の売上に繋がってきますので、最新の注意をはらいましょう。